2024年12月17日 中建日報 広島県コンクリート診断士会 ゲルバー橋の補修事例など共有 第61回定例会  | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

2024年12月17日 中建日報  

広島県コンクリート診断士会 ゲルバー橋の補修事例など共有 第61回定例会

2024年12月17日 中建日報 広島県コンクリート診断士会 ゲルバー橋の補修事例など共有 第61回定例会 | 広島県コンクリート診断士会
広島県コンクリート診断士会(竹田宣典会長)の第61回定例会が13日、広島市中区の実会場とWEB参加のハイブリッド方式で開催され、約30人が参加。荒谷建設コンサルタントの池永健人氏による特別講演「橋長215・6mの9径間コンクリートゲルバーT桁橋の補強設計」などが披露された。
定例会は、会員の技術向上や親睦を目的に発足以来隔月で開催しているもの。冒頭であいさつに立った竹田会長は、市町を中心に橋梁維持管理技術者の深刻な不足が顕在化していることに触れ、「診断したくても人がいない状況が起きており、診断士の役割は非常に高まっている。今後増えてくる出番に備え、引き続き情報交換と交流によって技術力を高めていければ」と述べた。
特別講演の「橋長215・6mの9径間コンクリートゲルバーT桁橋の補強設計」では、池永氏がゲルバーヒンジ部に著しい損傷が確認された事例について、使用状態や構造的視点を踏まえた対策工法などを図解を交えて詳しく解説。
また、後半では岡田繁之副会長(橋梁調査会)が今年9月に開かれた「第4回中国地整と中国5県診断士会との意見交換会」の内容について説明したほか、同会合で示された中国地整管内の道路施設の老朽化状況についても配布資料をもとに情報共有した。
このほか、終了後には6月の総会で新会長となった竹田会長の就任祝賀会も催された。
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