2024年10月16日 中建日報 広島県コンクリート診断士会 DEFとASRテーマに議論 第60回定例会開く | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

2024年10月16日 中建日報  

広島県コンクリート診断士会 DEFとASRテーマに議論 第60回定例会開く

2024年10月16日 中建日報 広島県コンクリート診断士会 DEFとASRテーマに議論 第60回定例会開く | 広島県コンクリート診断士会
広島県コンクリート診断士会(竹田宣典会長)による第60回定例会が11日、広島市中区で開かれ、所属会員ら約40人が参加。江良和徳副会長がDEF(エトリンガイトの遅延生成)とASR(アルカリ骨材反応)に関する話題を提供し、最新事例などについて意見交換した。
定例会は、同会が会員の技術向上や親睦を目的に発足以来隔月で開催している勉強会。旬の話題などをテーマに講師や趣向を毎回変えながら行われており、この日はコンクリートメンテナンス協会で専務理事兼技術委員長も務める江良副会長を中心に議論した。
江良副会長は、「DEFとASRの判別を行った劣化調査事例の事例紹介」をテーマに、DEFの劣化メカニズムやASRとの違い、亀甲状のひび割れが現れるなど外観上は似た特徴があるとされるDEFとASRを判別した実際の業務の概要、試験結果と考察などを紹介し、その見解について各参加者と討議。
竹田会長(広島工業大学)や十河茂幸前会長(近未来コンクリート研究会)らも参加するなど高度な議論が展開されたほか、余興としてChatGPTの回答も取り入れ、終始和やかな雰囲気の中で見識を深めた。
Copyright(C) 2011-
広島県コンクリート診断士会
All rights reserved.