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2024年6月14日 中建日報

広島県コンクリート診断士会  新会長に広工大・竹田氏  地位向上へ活動継続

広島県コンクリート診断士会  新会長に広工大・竹田氏  地位向上へ活動継続 | 広島県コンクリート診断士会
広島県コンクリート診断士会は11日、広島市中区で第14回総会を開催し、各議案を慎重審議の末に承認したほか、2019年度から5年間に渡って会長を務めた十河茂幸氏(近未来コンクリート研究会)の勇退が決定。新会長には竹田宣典氏(広島工業大学)を選んだ。
 総会は実会場・オンラインのハイブリッド方式で開催した。冒頭のあいさつで十河会長は、「昨年度も約2カ月に1回の定例会をはじめ、広島市や中国地方整備局への講師派遣、中国5県の診断士会合同による講習会や整備局との意見交換など、充実した活動ができた。皆様のご協力に感謝を申し上げる」と述べた。
 議事では、診断士の技術向上や情報交換、地位向上などを目指して取り組んだ23年度事業報告及び収支決算書を原案通り承認するとともに、これらの事業の継続を盛り込んだ24年度事業計画案・予算案などを決定した。
 役員改選では、十河会長が10数年間継続してきた広島での単身赴任生活を解消し、関東の家族のもとに帰ることに伴い、竹田宣典氏が新会長に就任したほか、新会長をサポートする2人目の副会長として江良和徳氏(コンクリートメンテナンス協会)を選出。
 十河氏は「コロナ禍に見舞われながらも活動を継続できたのは皆様のおかげ。これからは通いでの活動となるが、今後ともよろしくお願いしたい」と謝辞を述べ、竹田新会長は、「メンテナンス時代で診断士の役割はますます重要となる。さらなる活動の拡大や地位向上を目指して頑張る」と決意表明した。
 また、終了後は十河氏が特別講演に立ち、「コンクリート診断士のこれから」を披露。広島大学名誉教授の米倉亜州夫氏らが中心となって11年7月に設立した同会の歩みを振り返るとともに、予防保全の重要性などを強調し、同会の活動によってさらなる診断士の地位向上を図ることへの期待を込めた。
 新役員は次の通り(敬称略)。
 【g会長g】竹田宣典
 【g副会長g】岡田繁之(橋梁調査会)、江良和徳
 【g理事g】徳納剛(福徳技研)、真鍋孝志(復建調査設計)、峯松昇司(井上建設)、佐藤義宏(荒谷建設コンサルタント)
 【g監事g】西村勝彦(戸田建設)
 【g特別顧問g】米倉亜州夫(米倉社会インフラ技術研究所)、十河茂幸
 【g顧問g】河合研至(広島大学)、半井健一郎(同)、坂本英輔(広島工業大学)
 【g事務局g】徳納剛、峯松昇司、森裕介(極東興和)、安井久敬(福徳技研)
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