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2023/6/29広島県コンクリート診断士会  十河氏らの留任決める  第13回総会を通常開催

広島県コンクリート診断士会(十河茂幸会長)は23日、第13回総会を広島市中区で開催。各議案を事務局原案通りに承認したほか、役員改選では十河会長ら主要役員の留任が決定。淺沼組技術研究所材料研究グループリーダーの山﨑順二氏による記念講演も披露された。
 代表者のあいさつで十河会長(近未来コンクリート研究会)は、2011年の設立時に75社(うち賛助会員17社)だった会員が23年3月末現在で118社(同29社)となったことに触れ、「11年といえば私が広工大教授として広島に着任した年だったが、この会はまだまだ発展すると思う。本日も各議案の審議のほか、SDGsに関する貴重な講演をいただくので、最後までお付き合いいただきたい」と述べた。
 議事では、十河会長が議長を務め、会員の技術交流と親睦を目的に隔月で開いている定例会のほか、コンクリート調査・診断補修業務における公共支援、中国5県の診断士会と連携して実施した中国整備局との意見交換会などの22年度事業報告を行い、関連収支決算などを承認。
 23年度もこれらの事業を継続し、診断士の技術力と社会的評価・地位の向上を目指すことで社会の発展、安全・安心への貢献などの役割を果たしていく方針を申し合わせた。
 また、記念講演では、山﨑氏が「大阪・関西万博におけるSDGs」と題し、コンクリート系材料による脱炭素・資源循環関連技術などを紹介。終了後には懇親会も催された。
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