2018.6.22 中建日報 通常総会 広島県コンクリート診断士会 | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

2018年06月22日 中建日報

広島県コンクリート診断士会―通常総会―

2018年06月22日 中建日報 | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会平和の灯補修活動など推進
 広島県コンクリート診断士会(米倉亜州夫会長)の第8回通常総会が13日、広島市中区で開かれた。総会では、「平和の灯」補修工事や端島(軍艦島)現地研修、定例サロン開催など29年度に実施した積極的な事業活動内容を報告したほか、関連決算等を全会一致で承認した。
 米倉会長(米倉社会インフラ技術研究所)はあいさつで、当初会員58人、賛助会員17社で平成23年度に発足した同会メンバーが4月時点で正会員88人、賛助会員24社となったことに触れ、「活発な事業活動に協力していただいている皆様のおかげ」と感謝。また、「「平和の灯」の補修活動では、コンクリートの長寿命化に貢献するわれわれ診断士の役割について、マスコミを通じて広く知っていただけた。各会員のビジネスにも貢献できるよう、診断士の地位を一層高めていければ」と述べた。
 続く議事では、ボランティアで実施した広島平和記念公園内「平和の灯」の補修活動や昨年4月の軍艦島現地研修会、2カ月に一度の定例サロン、会員有志によるコンクリート探偵会などの29年度事業報告を行ったほか、関連決算を承認。30年度も診断士の技術力、社会的地位の向上を目指し、定例サロン及び研修会や会員への情報提供、コンクリート調査・診断・補修業務の支援などの事業を展開していくことを申し合わせた。
 このほか、新理事として真鍋孝志氏(復建調査設計)の就任も決定。記念講演も開かれ、岐阜大学の六郷恵哲名誉教授が「維持管理技術者育成用インフラミュージアムと橋梁点検用ロボット技術」をテーマに、インフラメンテナンスに向けた人材育成、技術支援の現状やロボット技術を取り入れた橋梁点検技術の最新動向などを解説した。
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