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2017年01月25日 中建日報

非破壊診断技術を紹介|広島県コンクリー卜診断士会|「平和の灯」では再度奉仕活動

2017年01月25日 中建日報|非破壊診断技術を紹介|広島県コンクリー卜診断士会|「平和の灯」では再度奉仕活動 広島県コンクリート診断士会(米倉亜州夫会長)の第27回定例サロン(勉強会)が18日、広島市中区で開かれ、コンクリート内部の腐食環境等を無線電波で計測・診断するシステムなどについて紹介。「平和の灯」の補修活動では、昨年の健全度調査に引き続き、近く有志による外面高圧洗浄等を行うことを明らかにした。
 サロンには、会員など約30人が出席。冒頭、米倉会長は新年の挨拶を述べたのち、「鈴木副会長をはじめ、会員の皆様のご協力のおかげで活発な活動ができている。本年もよろしくお願いしたい。」と頭を下げた。
 この日の主題は、非破壊によるコンクリート構造物診断技術について。太平洋セメント第2研究部の田中敏嗣部長らが講師を担当し、RFIDタグ(ICタグ)と腐食環境センサを構造物内部の鉄筋に取り付け、腐食現象による電気抵抗の変化で腐食環境を検知。無線通信で計測する「RFID腐食環境検知システム」、さらに無線電波で鉄筋やコンクリートのひずみを測る「RFIDひずみ計測システム」などの概要を紹介した。
 また、同会が今年度から始めた広島平和記念公園内「平和の灯」の調査事業では、昨年5月に実施したボランティアでの健全度調査結果で表面の汚れが顕著であったことから、再び有志を集めて、高圧水洗浄と補修法選定のための試験を行うことを決め、会員の協力を呼びかけた。
 活動は1月25日~27日の3日間の日程で実施するという。
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