プレス情報
2015年05月18日 中建日報
コンクリート診断士会受験対策
広島県側協が講習会
(一社)広島県測量設計業協会(荒谷壽一会長)は13日、広島市中区の県立総合体育館・会議室で「コンクリート診断士受験対策講習会」を開催した。
開催に先立ち、あいさつに立った同協会技術委員会の河野吉次郎委員長は「これからの社会資本整備において、道路や橋梁などの修繕・保守点検事業が増え、コンクリートの長寿命化に対するニーズが高まる中で、コンクリート診断士の役割が重要になっている。現在、診断士の数は1200人いるが、まだまだ不足していると聞いている。一方では、非常に狭き門であり、今日、受講される方は7月26日の試験の合格に向けて頑張ってほしい」と述べ、技術力の向上とともに活躍を祈願した。
その後、広島県コンクリート診断士会から米倉亜州夫会長や岡田繁之代表理事、鈴木智郎副会長、真鍋孝志氏(復建調査設計)の4人の講師が「CR構造物の劣化から長寿命化を考える」や「CR構造物の診断と補修事例、劣化機構」について講義を行い、解りやすくポイントを絞って解説。続いて診断演習や質疑応答も行われ、有意義なうちに閉会した。