2014年06月16日 中建日報|役割はますます重要に|広島県コンクリート診断士会通常総会 | プレス情報 | 広島県コンクリート診断士会

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2014年06月16日 中建日報

役割はますます重要に|広島県コンクリート診断士会通常総会

2014年06月16日 中建日報 広島県コンクリート診断士会(米倉亜州夫会長)による第4回の通常総会が11日、広島市中区中島町にある広島工業大学広島校舎内で聞かれ、各議案を原案通り承認。今年度も定例サロンや各種研修会の開催、会員への情報提供など、診断土の技術・社会的地位の向上に向けた事業を継続していくことを申し合わせた。
 冒頭、米倉会長は4年前の設立時に会員58人、賛助会員17社でスタートした会が現時点までに会員71人、賛助会員20社となったことを報告したのち、「今年4月に聞かれた国交省の有識者会議では、橋梁老朽化に対して"最後の警告" が出されたほか、今後は地方自治体にも2m以上の橋梁点検が義務付けられるなど補修に向けた動きは加速しており、我々コンクリート診断士の役割はますます重要になってくる。診断土の資格を持つ人をさらに増やし、様々な面で貢献していければ」とあいさつ。
 続く議事では、合計5回開催した定例サロン(勉強会)や2度の現場研修会、その他講師派遣など、25年度の事業活動報告を行い、関連する収支決算書を全会一致で承認。26年度事業計画案では、コンクリートの調査・診断・補修技術に関する情報提供と会員の親睦・技術交流などに資する事業を引き続き推進するほか、会員の増強にも力を入れていく方針を確認した。
 なお、総会後には記念講演が開かれ、中国地方整備局道路部の大久保雅憲道路保全企画官が『橋梁の維持管理における昨今の話題』と題し、今年5月にとりまとめた国交省のインフラ長寿命化計画(行動計画)の概要や中国地方整備局の取組内容などを解説。終了後には恒例の懇親会が催された。
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